内装コラム

整骨院の内装工事でトイレの重要性!

整骨院の内装工事をする際に、必ず必要になる「トイレ」についてご紹介致します。

おしゃれなトイレ

整骨院にトイレは必ずといってもいいほど存在します。例外として、ショッピングモールに併設している整骨院などでは共用のトイレを使用する事がありますが、先生も患者さんも必要になるのがトイレです。

内装工事をする際に、居ぬき物件の場合でトイレが元々設置されている場合がありますが、新規開院の場合は取り替えることが

ポピュラーです。新しいトイレの方がゲン担ぎになりますし、なにより気持ちがよいですね。トイレの壁紙や床は汚れていることが多く、便器も取り換えるオーナー様が95%以上です。坪数の広い整骨院様では、患者様用のトイレと先生用のトイレで2つに分ける事もあります。

トイレの新規施工にあたって知っておくと良い点をご紹介致します。

 

トイレの気を付けたいポイント

①壁紙

毎日使用する場所ですので、汚れも付きやすく毎日の掃除がかかせません。

特に壁紙は汚れが跳ねることがありますので、「抗菌」「脱臭」などの壁紙を使用すると良いでしょう。

一般的な量産クロスを使用する事がほとんどですが、アルファデザイン空間ではトイレの壁紙はこだわることをお勧めします。

・汚れや傷が付きにくい

・匂いが取れやすい

・掃除がしやすい

・見た目がオシャレ

など、毎日使用するトイレが先生にとっても患者様にとっても快適な空間になると嬉しいです。

また、壁紙ではなくパネルを使用する施工方法もあります。パネルはキッチン周りで使用されることが多いのですが、水に強い特徴があり水ぶきが出来ます。石のような素材で模様のあるエコカラットを張り付けることで湿気や匂いを吸い取ることも出来ます。どうしても材料費が通常よりも1.3倍~2倍近くかかりますが、トイレの面積を考えると大量に材料を使用するわけではないのでこだわっても良い場所だと考えています。通常のトイレを制作するのに、スケルトンの場合は壁や換気扇の設置、床張り、壁紙張り、ライト、便器や手洗いを設置しておよそ40万円~60万円程度かかりますが、壁紙やエコカラットの施工にすると+で5万円~10万円前後予算を考えると良いでしょう。もちろん、全体の予算からトイレにいくら充てられるかが重要となります。

 

②床

トレイの床はタイルやクッションフロアを使用します。これらもやはり水拭きが出来るもので、材質には気を付けたいものです。トイレで使用する床材も、使用する面積は1坪弱が一般的ですので、良い材料を使用しても大きく価格が上がることはありません。

床と壁の境に貼ります「巾木」は、木巾木や厚さのあるものが良いでしょう。トレイの雰囲気がぐっと良くなります。

 

③ライト

トイレで使用するライトは、壁に取り付ける薄めのシーリングライトや天井埋め込みのダウンライトがあります。天井から吊り下げるライトも様々なものがありオシャレなものも存在しますが、天井が低い場合は圧迫感がありますので注意が必要です。

明るさはワット数を40W~程度に抑えて、温かみのある暖色が人気です。明るく白いトイレも清潔感がありますが、明るすぎると落ち着かないといったことがあります。

 

④換気

換気が必ず必要なトイレでは、窓があること、又は換気扇の設置が必要です。換気扇は天井に埋め込んだり壁に付けたりすることになりますが、小さくても換気能力があるものが良いでしょう。窓があるテナントでは、配管が通っていることもありトイレを設置する場所がおおよそ決まっています。大幅にトイレの位置を変えると、換気と配管の問題がありますので設計の段階で患者さんの導線と、ベッドサイドに近づけすぎないようにしましょう。

 

⑤音

トイレの音は施術中の患者さんに聞かれたくないポイントです。対策としては、施工の際に吸音材を壁の中に埋め込むことです。

また、防音壁を設置する事で中の音は極限まで抑えることが出来ます。防音ドアは普通のトイレドアよりも材料価格が1.2倍~1.7倍上がりますが、坪数やテナントの形によっては音が患者様に聞こえてしまう事があるため設置するとよいでしょう。防音ドアの価格を抑えるには、トイレの中に入ると音楽がなる電子スピーカーを置くことで人感センサーによって音楽が流れるようにしておくことも対策の1つです。

 

⑥便器の種類

便器の種類は近年選べるものが増えました。整骨院で人気のシリーズでは、タンクレスのトイレです。タンクがなく、手洗いもない仕様となり見た目のスタイリッシュさは群を抜いています。こちらも人感センサーで蓋が開く、洗剤を入れておくと自動で掃除をしてくれる、汚れが付きにくい材質のものが主流ですが価格は一般的なトイレの10万円~15万円に対して20万円~となります。

タンクレスにする場合は水圧を測る必要があるので、設備屋さんや水道屋さんの現調が必要となりますので注意が必要です。

水圧が足らない場合はタンクが必要となります。また、タンクレスの場合は手洗いが付いていない為、トイレの中に手洗いを設置するか、トイレを出てすぐの場所に洗面台を設置する事が必要です。鏡や荷物置きがあると女性の方に対しても優しいトイレとなるので気を付けたいポイントです。

 

使用頻度が多いトイレ

整骨院のトイレは1日いらっしゃる先生や施術前や施術後に行かれる患者様と使用頻度が非常に高く、居心地の良い空間とメンテナンスのし易さが重要でとなります。トイレが綺麗ですと、女性患者様にも喜ばれますしリピートにも繋がります

整骨院へ行きたいけどトイレが汚いからな・・」と連想されてしまっては整骨院のイメージ画が悪くなりますので、水回りの施工はよく考えて決めたいポイントです。

 

アルファデザイン空間では女性に評価を得られるトイレの施工を心がけております。また、施工前にトイレの完成イメージを3Dで作成しますので、まるで自分がトイレに入っているかのような体験が可能です。仕上がった後に、「もっとこうしておけばよかった」と、ならないように素敵なトイレ作りを行いましょう。

 

 

 

 

 

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