内装コラム

整骨院の内装工事で壁材の種類の選び方

整骨院の院内施工で使用する壁材。多くの種類がありますが、内装施工の際の選び方をご紹介します。

壁材の種類

壁、天井は一般的に下地となる柱を立てます。壁の中にはコンセントの配線や水道やエアコンの配管などが通ります。柱には軽量鉄骨や木下地を用い、その柱に「石膏ボード」を貼り合わせていきます。石膏ボードは天井ですと9.5mm幅、壁だと12.5mm幅を使用する事が多いでしょう。天井にジプトーンと呼ばれる縞馬柄の素材を使用する事もあります。スケルトンの場合は造作物が新しい物なので、壁の上から好きなような素材を貼ることが出来ます。

主に整骨院で使用されている5つの壁材

①壁紙(クロス)

壁紙クロス

壁紙は一般的に住宅でも使用され、店舗でも使用される1番身近な材料です。柄も数千種類以上あり、素材もビニール系のものから紙系のもの、布系のものまで豊富なものを選ぶことが出来ます。量産品の比較的安価なものが使用されることがポピュラーですが柄に限りがあるので好きなものを選びたい場合は量産品以外のものが良いでしょう。凹凸があるものや素材も豊富なので好きな柄が見つかるでしょう。

②塗装

塗装の壁材

塗装はクロスを貼ることのできない凹凸がある壁や下地処理が難しい場合に塗ることがあります。オリジナルの好みの色に出来る事や塗装ならではの温もりが感じられるので、おしゃれな雰囲気にすることも可能です。また、塗り替えも可能です。塗装剤は匂いがなく健康に害のないものを選ぶようにしましょう。

③木材

木材

木材は木ならではの温かみと雰囲気作りに最適です。ログハウスのような雰囲気もつくることが出来ますが、整骨院ではアクセントとして使うことが多いでしょう。天井だけ木材を使用したり、壁面や装飾の一部に木材を使用しナチュラルでほっとする材料です。観葉植物などの緑色との相性はばっちりです。

④タイル

タイル

タイルの良いところは「匂い」や「湿気」を吸い耐久性に優れている面です。乾燥や湿気に強いのは清潔な院内を作る為にもメリットとなります。主にトイレや施術室のワンポイントととして使用し、石目のものやブロック調のものが人気が高い素材となります。

⑤パネル

パネル

壁面に簡単に貼ることができるパネル。石目や木系が人気でお手入れも簡単なので壁の1面だけ使用するなどという使い方があります。壁に立体感を演出し見た目もオシャレなので受付周りや待合室に施工をするとグッと雰囲気が良くなるでしょう。

 

内装の壁面は院内でも1番占める割合が多い面積です。整骨院のインテリアをコーディネートするときは、「面積の多い面」から色を決めていくと良いでしょう。

1、壁面

2、天井

3、床

4、カーテンの色

5、ベッドの色

6、タオルの色

この6つの順番で色を決めていくと統一感が出て院内の雰囲気がとてもきれいにすっきりとします。最後に照明の色や光を当てる面を決めると更におしゃれな整骨院になるでしょう。壁材選びのご参考までに。

 

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